鬱病の治療法について:精神科の病院で受診する
精神科の医師に協力を得ることも治療につながる手段だと思います。しかし、精神科医に通い、医師に言われたとおりの治療法を忠実に実行していても、治るとは限りませんが、早期治療を望むのなら、、一度は精神科の病院に足を運んで、受診してみることも大切です。
※鬱病になり精神科の病院に足を運んだらまず処方される薬はSSRIと言っていいでしょう。
精神科医が鬱病になった―ある精神科医の鬱病体験記
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先進国の不幸の根源、「うつ」の痛々しい個人の体験 |
これは、精神科の医師が実際に鬱病になった体験を語った本です。
もちろん、迷惑をかけてはいけない人や病院名は違ったものになっていますが、
「鬱病」というものの恐ろしさが赤裸々に描写されています。
うつの体験を語った本としては、竹脇無我氏の「凄絶なる生還」等がありますが、
この本は、なぜか本当に痛々しい。それはきっと心身が限界になっても亡き友人との約束を果たそうと、著者が必死の努力をするからだと思います。
著者は、高校時代に、親友がうつで亡くなったことで、精神科医となったあとも
常に患者に全力を尽くしますが、これが自らのうつの引き金を引いてしまいました。
自殺衝動が出てきたときも、「これはうつの症状なのだ」と冷静に自分に言い聞かせるあたりは、さすがに医師といえましょうか。
著者のうつが好転していった理由は、休養を取ったこと、
「がんばる泉さん」ではなく、著者そのものを愛してくれた恋人の存在が
大きかったのではないかと思います。この恋人のことを指して私の友人(女性)は、「それはもう神様みたいな人」と表しました。
著者が職場に復帰した後も、6割の力で仕事をするという自戒を保ったのはさすがといえます。
「鬱病」とまでいかなくても現代に生きる我々の「うつ状態」が、
実は今の世界の不幸の根っこにあることまで、考えざるを得ない状況になってきました。
特に先進国では、心の統一性を保つのが本当に難しくなったことを、
皆が本当に認識しなければいけないのではないかと思います。
その意味で、自らの体験をこうして世に出された著者の勇気に拍手を送りたいと思います。
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痛々しくも感動的です |
精神科医だけに自分の症状があまりに客観的にわかりすぎてしまう。
そのため逆に苦しむ姿が「手記」の形でつづられています。
「映画化」を提案されているレビュアーの方もいましたが、
私も同感です。
「克服するとか、治す、のではなく、自分の心とどう上手に付き合うか」
ずしりと響くひと言でした。
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本の中に吸い込まれた |
大切な友人がうつになったと告白されて、私にも何かできることはないかとこの本を購入した。
専門書などはまだ読んだことがないが、この本はとても現実的、感覚的で、あたかも自分もそこに
いるような気持ちになり、読んでいる間なんども苦しい感覚に襲われた。うつとはこんなに苦しい
病気なのかと(まだまだわかってはいないが)思って、胸が痛くなった。本のなかにも登場するが
クリスチャンの彼女の献身的な支えが彼をかなり癒し、病気の回復へと導いているように
思えるが、やはり患者本人を取り巻く環境、サポートする人間関係がとても大切なんだと
痛感した。ニュースで某局アナの投身自殺の知り、彼女は違う難病だったようだが
産後であったことや、その病いの治療法が確立されてなかったこと、痛みが堪え難い事などを
考えると、本当に他人とはいえ悲しい。病気が苦で、またその病気が原因で自ら命を断ちたいと
この本を読んで少しでも思いとどまってくれればと節に思う。
文字も大きく、そんなにページ数がないのですぐに読み終えることができるので
うつ関係の本を読むのにはいいとっかかりになるだろう。
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身近にうつ患者がいる人の必読書です。 |
精神科医でありがなら鬱病を発症し、客観的な視点で自分を診ながらも患者として苦しむ姿が読んでいて非常に痛々しかった。
私も鬱病患者で「希死観念」まで持つことはなかったが、同じような感覚に見舞われたことを思い出し、闘病で辛い身を押し、自分の体験記を残された筆者を大変尊敬します。
これはある意味、現代ストレス社会への警鐘となる本。単なる精神科医によって書かれた鬱病対策本とは次元が異なると思います。
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映画化、テレビ化、映像化は絶対に必要だと思います |
私は岐阜県の精神科で勤務している看護師です。アマゾンで「鬱病」で検索するとかなり沢山の本が出ています。しかし大抵が教科書的なものです。厚生省も自殺防止のための対策をとっているにもかかわらず、年間の自殺者は3万人を切ることがいまだにありません。私自信悲しい患者さんとのお別れを沢山味わい何度、この仕事を辞めようかと思ったかしれません。自ら命を絶たれるほど悲しいことはありません。私はもう知識の普及や、対策では、鬱病の患者さんは減らないのではないかと感じ始めています。他の難病の本を映像化したものは沢山あるのになぜ鬱病にはないのでしょうか。もう知識ではなく、鬱病の苦しみや周辺の人々の苦労を人々の心に訴えかけるしかなく、そのためには映像化で見た人々の心に焼き付けてゆくしかないと考えます。精神科医が鬱病になった事を告白した本は翻訳1冊を含めて3冊しかないと思います。その中で一番人の心に響き、映像化に向いているのは、この本だと思います。読んでいて、映像が浮かび、私ほど現場で長く働いた人間でさえ涙が止まりませんでした。この本はずっと残していかなければならない本だと思います。悲しいお別れを少しでもなくすために。映像化をしてもっともっと多くの人の心にこの著者の体験と想いを伝えたいものです。映像化を考えている方の目にこのつたない文章がとまることを祈ります。

