3環系の薬
3環系の薬は、構造が3つの環が繋がった構造をしていることから名づけられました。この薬は鬱に対する効果があるとよく使用されますが、モノアミン(脳内物質)の量を増やすことと、アセチルコリン(神経伝達物質)の神経を阻害してしまいますので、口渇、便秘、下痢、腹痛などの副作用をおこします。
また、3環系の薬の特徴として、脳にあるいろんな神経系を抑制する働きをします。
脳にあるいろいろな神経系の種類には、
ヒスタミン神経: ここを阻害されると、食欲が増して肥満になる恐れがあったり、抗ヒスタミン作用が発生します。(抗ヒスタミン作用とは、風邪をひいた時や花粉症のアレルギー時に使用する抗ヒスタミン剤による眠気のことをいいます。さらに眠気が増すことにより、やる気がでなくなってしまうことがあります。)
aアドレナリン神経:ここを阻害されると、血圧が下降して目まいを生じます。
アセチルコリン神経:ここを阻害されると、口渇、便秘、排尿障害、発汗、動悸、記憶障害などがあげられます。
日本で売り出されている3環系の薬には、イミプラミン、プロミプラミン、アミトリプチリン、アモキサピン、ドレスピンなどがあります。
4環系の薬
4環系の薬は、環状構造が4つあることから名づけられました。この薬は、aアドレナリン受容体の数を減らす作用があるとされます。
ミアンセリン、セチプチリンなどがあります。
